前回、シンデレラのお話の例えで、女性性について説明しました。
今回は、前回の続きを説明していきます。
- 自分の意志を出さずに男性の目をうかがう
- 女性は男性に浮気して泣かされる生き物
(★例です。あなたはどう思っているのか考えてみましょう) - みんなと同じだから安心する
まず、いちばんめの「自分の意志」を出さないですが、シンデレラは自分の意志を大事にしていました。
ここまでが、前回でしたね。
では、次の「女性とは男性に浮気して泣かされる生き物」です。
これは、あくまでたとえであって、「女性とはこういうもの」という設定を無意識に誰でも持っています。
このあなたが思う「女性」とはこういうものという価値観が、知らず知らずのうちにあなたの枠ぐみを作っているんです。
「女性は家事ができなければならない」と思っている(信じている)人は、家事を頑張ります。
これは信じる度合いというのがあって、これがいきすぎてしまうと、あなた自身を苦しめてしまいます。
「女性としてこれくらいできて当たり前」という感じになってしまうのです。
さらに、これは無意識で形成されるものでありますから、
あなたも知らないうちに、信じている女性像のような行動をとっていってしまうのです。
では、ここでワークです。
ノートを用意して「あなたの思う女性のイメージ」を書いてみてください。
思いつく限り、いくつでも出してOKです。
女性のマイナス例
- 女性はおしとやかでなければならない
- 女性は男性よりも立場が弱い
- 女性は男性を立てなければならない
- 女性は損ばかりしている
- 女性は弱い生き物
- 女性は守ってもらえる
いかがでしょうか?
上記はよくある「女性像」のマイナスイメージです。
ここに、母親などの身近な「女性像」が入ってきます。
例えば、「母親が愚痴ばかりいって泣いてる・幸せそうではない」とかですね。
さらに、「女性」というのは、属性でありますから、
「あなた自身」でもあります。
つまるところ、あなたと女性は切っても切り離せないわけです。
女性は「愛される」という性としての役割を持っています。
しかし、ここで「あなた自身」のセルフイメージが「〇〇したら愛される」と思っているとき、
「女性の私は〇〇をしたときだけ愛される」という条件付けができあがってしまいます。
これは「条件つきの愛」といって、無条件の愛ではなくて「何かができている(条件)が満たされているときに愛される私である」という無意識の設定になります。
これがありますと、「他人に気に入られるため(愛してもらうため)に尽くしてしまったり」相手にあわせてしまったりするようになります。
男性との恋愛に限らず、対人関係においてこのような傾向が出てきてしまうということですね。
では、親が厳しくて「無条件に愛されなかった女性」はもう愛されないということなのか?といいますと
そんなことはありません。
「無条件に私は愛される価値のある女性(私)だ」とあなたが思えればいいのです。
むしろ、無条件に愛されて育った(自分はいるだけで愛される価値がある♡)と思えてる女性は少ないのが現状です。
ですから、あなたの家庭だけがおかしいのではありません。
「無条件に愛される女性」そっちのほうが実際問題、少なくて希少ということでもあるのです。
そして、無条件に愛されると信じている女性は、相手に依存する必要がなく、真に「与える」女性になれるのです。
- 愛されたいから「与える」
(尽くす・彼の言いなりになる・彼の身の回りのことをする) - 愛があるから「与える」
この2つを比べてみてください。
愛されたくて、つまり「愛されたい」から男性に尽くす女性と、満たされていてそれを与えている女性は同じ「与える」行動をしても
その奥にある「動機」のエネルギーが違うのです。
「愛されたいから尽くす」というのは、見返りを求めているだけであって「欠乏感」が先立っているのです。
この女性からの「与える」は尽くす代わりに奪うエネルギーになって、感じられますから
男性側にとっては「重たくて奪われるような」エネルギーとなって感じられます。
すると、男性は逃げ出したくなってしまうのです。
それに対して、愛されているという土台がしっかりとある女性は男性に「癒し・包容力・感受性の豊かさ」などを与えてあげることができます。
ポイント
愛されたいなら尽くしてはいけない。
愛されている・一人でも満たされている感覚を持つのが重要です。
これも少しづつやっていくものですから、別記事であとでリンク貼ります。
次にいきます。
3番目の「みんなと同じだと安心する」というものです。
これは「本当の私」って?ということになってきますね。
男性が、見たいもの・欲しいのってなんだと思いますか?_
「あなた」なんですね。
「家事をしてくれる」とか「世話を焼いてくれる」とかそういうのって、あなたではないんです。
家事代行でもできるし、お掃除ロボットでもできますよね?
そうではなくて
「あなたにしかない価値観」
「あなたが好きなもの」
「あなたが嫌いなもの」
「あなたはこう笑う」
「あなたはこんな風に怒る・・・」
そう「私ってこんな風なことが好きで、こんなことで怒って、泣いて・・・」っていう
飾らないあなた自身の姿なんですね。
「男性はこういうことが好きなんだよね?」とか
「女性だったら家事ができなきゃね!」とか
ではないのですね。
そこに「あなたらしさ」があったらいいですよ。
私は料理が好き。
創作料理を作って、みんなにふるまっているとき
笑顔になってくれて嬉しい!
とか、なんでもいいのですが、やっている行動の中に「あなたらしさ」が存在していれば
男性はそれを「あなた」だと認識します。
でも「家事をしたら結婚してくれるよね?」
「家事ができる女性なら男性は好きでしょう?」とか
そんな風に思われても、まったく嬉しくないし、押しつけがましいし、打算的だし
重たいんです。
そして何より「俺のため」っていっておきながら、まるで何かを期待されているような気がする。
こんな風なエネルギーだと、あなたらしさって何?ってなってしまうのです。
男性が好きな女性の行動ベスト〇〇とか
結婚したい女性の特徴〇〇などばかり見ている女性は要注意。
あなたが目指すのはそこではなくて、あなたを生きることです。
誰かを目指すのではなくて、私に立ち返る。
私の中から、輝きを放っていく。
それが「みんなと同じ」ではなく、私なのですね。
これも、思考で考えてしまっている女性には難しいかもしれません。
少しづつ自分の好きなことを知っていったり、自分を感じていく必要があります。
まとめ
- 自分の意志で動こう
- 女性とは?の設定を変えよう
- 私で生きよう
まとめると上記になります。
これのやり方は、今後、詳しく書いていきます。
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