別れたあとの彼は何を想っているんだろう・・・
ちょっとは私のことを思い出したり後悔したりするのかな・・・
と思ったことはありませんか?
別れたあとの男性の心理を知ることは、もう関係をいっさい絶つという人にはどうでもいいことです。
しかし、今後、友だちとして付き合っていく予定の人や、よりを戻して復縁したい・・・
という人にとっては気になることの1つですよね。
男性があなたを思い出す瞬間は「未練を感じたとき」です。
>【忘れられない・・・】男が未練を残す女性のたった1つの特徴は?
男性は女性と違って自分の感情に鈍いところがあるため、失ってから大切なことに気づくということもあります。
参考失ってから気づく男性心理って?シチュエーションを解説!!
よく失ってから気づくという言葉を聞きますね。 人は、どんなに大切なものであっても「当たり前」になってしまっていることは、その有り難さに気づくことができにくいです。 彼女を失ってから大切さ ...
続きを見る
この記事では、別れたあとの男性心理を「3つの時期」にわけて解説します。
①「葛藤」(未練と後悔&自由)」→②「学び」(女性への価値観が変化)➝③「復活(回復期)」
基本的に、「失恋」はある種の喪失体験になるため、人によりますが「混乱期」(振られた場合は否認の場合もあり)を経て、やがて日常の「彼女のいない日常」に慣れていきます。
上記は、精神科医エリザベス・キューブラー・ロスが提唱している「グリーフ(悲嘆)」の心理的プロセスを元にして、私が独自に男性心理とあわせて分析しました。
人は受け入れがたい事実(病気・死別・喪失体験)などは、「否認➝怒り➝取引き➝抑うつ➝受容・希望」の段階で進みます。
大恋愛の場合は、この心理過程をたどることもあるので、恋愛のあとにうつ病のようになったりすることもあります。
大切な人を失ってしまったのと同様の「喪失感」があるのが失恋だからです。
別れたあとの男性心理とは?
①【葛藤】自由と未練の間で揺れ動く「男心」の時期
まず、別れた後の男性の心理的な感情としては以下の2つがあります。
- 解放感
- 後悔
男性というのは、社会的な責任と男のプライドが強い生きものです。
そのため、「1人の女を幸せにできるオレ」というところに男としての存在意義を感じています。
そのため、別れというのは、男性心理としてはいわば「敗北」を意味します。
要するに「好き」とか嫌いの前に「俺には(この子を幸せにするのは)無理だ」という心理になります。
遊びで付き合っている男性はのぞきます。本命だった女性と別れたときの男性心理です
要するに「彼女」という1つのジャンルにおいて、失恋は「1つの挫折」物語なのです。
しかし、実は男性は、それを一応、男の勲章としてそっと大事にアルバムにとじます。
闘いに敗れたとはいえ、「挫折」というのは男になくてはならないものだからです。
このとき、「挫折」と同時に「喪失感」も体験します。
これは、物理的・精神的に「あなたという存在が急にオレの世界からいなくなった」という喪失感です。
同一化(精神的に彼女と一体感を感じていた場合)体が引き裂かれたようなショックを伴います。
それが死別と同じレベルの落ちこみを産み出す場合は「失恋によって一時的に抑うつ状態」になります。
- 別れる前に彼女にストレスを感じていた場合
自分から振ったとき
(解放➝自由➝寂しさ➝後悔➝学び➝回復) - 彼女から振られたとき
(悲しみ(喪失感)➝やや否認➝受容➝学び➝回復)
基本的には、「振られたのが男性の場合、自己肯定感」が下がります。
男性から振った場合は自由になった(他の女性と遊べる・束縛されない)などの解放感がやってきます。
安堵感を覚える男性もいます。
振った場合は、一時的に「解放感」を感じるので、あとから後悔と未練がやってきます。
②【学び】女性経験による「価値観の変化」の時期
振った側か?振られた側か?によって変わりますが、落ち込んだり解放感を感じる心理過程が過ぎると、「学び」がやってきます。
振った場合が「未練」のあと、振られた場合は「後悔」のあとにやってきます。
これらは、女性も同じ心理過程を通ります。
人は失敗や嫌な思いをしたことを記憶に残して、そこから「次に同じ失敗をしないようにする」メカニズムが備わっています。
だから、噛まれた犬には近づかないし、次から自分が好かれるようになるための反省もするのです。
- 「こんな女性はこりごりだ」
(このような特徴のある女性と付き合うのはやめよう) - 「女性はこういう生き物なんだな・・・」
女性と別れる経験を重ねるたびに、実は「いい男」になっていくのです。
それは「ダメな女性」を選ぶセンサーが働くようになるのと、恋愛経験による「女性の喜ぶツボ・怒るツボ」がわかるようになっていくからです。
つまり、あなたが「男性側」から振られた側の場合、「あなたの短所」を次の女性を選ぶ基準として無意識にあてはめるということです。
だってそうでしょう?
モノではないですが「あ、この使い勝手悪いなあ。次はこういうところがちゃんとしてるモノを選ぼう」となるからです。
「短所(不良個所)がわかっている商品を買い戻しますか?」って話だからです。
これらは、離婚などでも起きます。
この「学び」のフェーズの前の「葛藤」で傷つきが大きい場合、この「学び」のフェーズで学ぶことは「女性はオレを傷つける存在だ」「俺はもう二度と女性とは付き合わない」というトラウマです。
(つまり女性不信です)
このようなことを学んだ男性は「女性はお金を巻き上げるヒステリックなひどいやつだ」とか「もう彼女は作らない」などになります。
また、反対に「女性を放置しすぎて振られてしまったので、次に付き合った女性には寂しさや不安を与えないように連絡はマメにしよう」などもこの学びの段階で、無意識に学習するのですね。
これはプラスの学びですね。
男性は別れたあと「女性への価値観が変化」
③【復活】仕事に打ち込むことによる「自尊心の回復」
学びが終わって、心の整理がつきはじめると、日常生活への適応度もあがってほぼいつもの心理状態に戻ることができます。
これには人によって個人差がありますが、体のダメージを1日としたら、心のダメージは3週間と言われています。
この時期には、「失恋を客観的に過去のものと振り返ること」も可能になってきています。
「学び」のフェーズで得たことを糧に「もっといい男」に生まれ変わってより素敵な女性と得ることを目標にします。
それによって、過去の自分を肯定して、男としての自尊心を取り戻そうとするのです。
女性の場合は「もっと美人になって見返してやる」という感覚になりますが、男性の場合は社会的に成功することを頑張ったりします。
別れた後の男性心理の変化
ちょっと疲れたので、別れたあとの男性心理の変化は明日書きます。
別れて3週間
別れて3か月~
別れて5ヶ月~6か月
別れて7か月~12ヶ月
別れて1年
別れて3年
別れて5年
まとめ